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2021/05/26
4畳半でも特別な空間に
皆様こんにちは(^O^)松永建設です!
梅雨入りが早まり、まだまだコロナの影響もあり家で過ごす時間が多くなった今、資格を取得したり習い事や趣味を始めたりしている方が増えているそうですね。
習い事といえば、ピアノや書道、茶道や華道など他にも色々ありますが、今回は茶道についてお話させていただきます。
茶道は、簡素な庵(いおり)を意識して作られたもので、茶室に向かう露地の飛び石や、湧き水をイメージした蹲踞(つくばい)がある主に正方形の部屋です。 蹲踞(つくばい)とは・・・背の低い手水鉢のこと...
広さは方丈、つまり1丈(10尺=約3m)四方なので、畳を敷くと4畳半の正方形ですね。
4畳半というと、人と人の距離が密になり無駄なものを置くスペースなどありません。
しかし、お茶を点てて客人に振る舞う点前に集中できる極小空間である事こそが、千利休が目指した侘茶だそうです。
小さな4畳半ですが、採光には工夫がなされており、二枚引の障子戸にするのを止めて、60センチ四方のにじり口にして光を遮り、土壁に窓を小さく開けてスポットライトのような感じで光が差し込むように工夫し、光と影のコントラストを生み出したそうです。
4畳半という小さな空間でも、用途を明確にした上で工夫することにより特別な空間として輝かせるのは、日本人の技と心ですね!
今の時代にも、各地に腕のいい大工さんや設計士さんがいます。
家づくりでお悩みの方や、新築リフォームをお考えの方はお気軽に松永建設までご相談ください(*^O^*)