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2021/07/05

知恵の詰まった農家の庭

 

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

つい先日『先端技術を活用した農業の普及』をさせて昨今、問題になっている労働力不足の解消を図るという面白いニュースがあっていました。

 

GPSを利用した自動で直進走行する田植え機や農業用のドローンなど、参加した農業関係者の方々にむけて実演されたそうですが、問題となるのが高額な導入費用・・・。

普及にはまだまだ課題が残りそうだと締めくくられていました。

 

農家といえば、今でも郊外に行くとお庭にこんもりと茂る木々や田んぼ。

日本の原風景に近い場所もありますよね。

木々に囲まれている割に明るいし、夏は涼しく、

冬はさほど寒さを感じないように農家の庭には日本の四季を過ごす

知恵が詰まっていることをご存じでしたでしょうか?

 

その秘密は、植えられた木々のそれぞれの役割にあります。

 

白樫(シラカシ)は常緑で、葉に照りがあるのが特徴です。

シカラシの堅い枝はクワやスキ等の農具の柄にもなり、庭先の北側から

L字型に植えていけば冬は風を防ぐと同時に、特徴である照りのある葉っぱが太陽光を

反射して、北側の空間を明るくしてくれます。

 

欅(ケヤキ)は関東の土壌に多いローム層で早く育つのでどんどん大きくなります。

大木になったケヤキは東側や南側に植えれば夏の日差しをさえぎってくれて、夏の

暑い風も木陰を通ると2~3度は下がるので、涼しい風を運んでくれます。

 

昔の農家の母屋の裏側には竹が植えられており土壁の下地骨や茅葺き屋根(カヤブキヤネ)

の下地の桟(サン)も竹が多かったので住む家も、自家製でまかなえたそうです。

竹は成長も早いので、木々を必要以上に伐採する必要もなく、土に埋めた食べ物のクズなども

素早く分解してくれるという利点もありました。

 

無駄のない暮らしが、今は注目されていますが、

日本の農家の方々は昔からやられていたんですね( ^o^)ノ

 

農家の方々は、シソや山椒、柿や梅といったものも育てていて

地産地消ならぬ、『家産家消』を実現していたのです。

 

このように農家の家には知恵が詰まっています。

最近は家の庭だけではなく、

畑を借りて農業を趣味としている方も増えているようですが、

戸建てを設計するうえで、庭ありきという方も増えています。

 

家づくりを考えの方や、新築・リフォームをお考えの方、お気軽に

松永建設までご相談下さいヘ(*^O^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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