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2021/06/29
地鎮祭について
皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!
今回は地鎮祭についてです。
地鎮祭とは、土木工事や建築工事を始める前にする神主などを呼んで、安全を願う儀式ですが、意外にその歴史や詳細については知らない人が多いと思います。
なので今回は地鎮祭について詳しく調べてみました。
地鎮祭はその名の通り『地を鎮める、落ち着かせる』という意味を持つとおり、これから工事を始め建物を建てることを土地の神様に承諾してもらう意味を持ちます。
また、『とこしずめのまつり』と読む場合もあるそうです。
土地の守り神である産土大神
土を守護する神である植山姫大神
地を守護する神である大地主大神をまつります。
開催のタイミングは縁起の良い日に行うのが一般的です。
その地鎮祭の歴史はとても古く、『日本書紀』西暦690年に藤原京を鎮め祭らせたという記述があります。
また、弥生時代の高床式建物の柱から、勾玉が出土した記録もあります。
そんなに古くからの記録があるとは驚きますよね∑(゚Д゚)
その藤原京などの歴史的建築物からは、古代での地鎮祭で捧げられてきた品が数多く発掘されています。
当時は土器などにお金やガラス玉、水晶、金箔などを入れて、敷地の中央や四隅に掘った小さな穴に埋めていたそうです。
また、麦や稻、大豆など穀物も備えられていたそうです。
現在に建築儀礼として広く普及していったのは、江戸時代後半になってからだと考えられています。
江戸時代後半には民家の建築技術が向上し、一般の庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになりました。
家の方向や間取りが家族の吉凶を左右するという『家相』の考え方が人々に広まるなど、人々の家への関心が高まるとともに地鎮祭は定着し、広まっていきました。
それでは、地鎮祭の内容についてです!
地鎮祭の祭場は一般的に土地の中央を使用します。
清浄な場所を示すための斎竹(葉のついた青竹)を四隅に立て、しめ縄を張ります。
その中央に神籬(ヒモロギ:榊という木の枝に麻と紙垂をつけたもの)を立てそこに神様をお呼びします。
祭儀は、修祓(シュバツ)
降神(コウシン:神様をお招きする)
献饌(ケンセン:神饌(シンセン)を供える
祝詞奏上・散供(サンク)・地鎮行事(ジチンギョウジ)
玉串拝礼・撤饌(テッセン:神饌を下げる)
昇神(ショウシン;神様をお送りする)というのが一般的です。
地鎮祭の歴史は長く、日本人の自然や土地の神への深い信仰心が現れている儀式なのです。
家づくりをお考えの方や、新築やリフォームをお考えの方、お気軽に松永建設までご相談ください٩( 'ω' )و