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2021/06/22
日本の家の寿命
皆様こんにちは(・ω・)松永建設です!
早速ですが、日本の家屋の平均寿命っておわかりになりますか?
正直、考えたことない方のほうが多いと思います。
実は日本の住宅の平均寿命は『約25年』とされていて、アメリカが『約45年』イギリスは『約75年』ですので住宅の寿命は、日本が圧倒的に短いと言えるでしょう。
しかし、日本のお寺や神社などは築150年以上の建造物もあります。(※ちなみに法隆寺五重塔は、なんと1300年以上です。)
では、なぜ現代の住宅の寿命は25年と短いのでしょうか?
基本的に日本は古いものより新しいものを好む傾向があるので、古い物件は価値がなくなり取り壊して建て直しているので寿命が短くなっています。
それ以前の住宅は、修繕しながら住み続けるという、【財産】の位置づけがありましたが、いつからか【財産】であった住宅がその他商品のように【使い捨てるモノ】にかわってしまったのだそうです。
今は、家電製品も修理せずに買い換えるように住宅も、建て替える時代になりました。
もちろん、修繕しながら長く住み続けている方もいますが修繕しようにも、板金屋・瓦葺き屋・ガラス屋・建具屋といった専門の職人さんがいる業者が、どんどん少なくなっているのも現状ですし、外観的にはキレイでも築年数が古ければ窓が小さく薄暗かったり、収納が無かったり・・・。
ですが、日本の住宅も使い方次第では50年以上は維持できるんです!
住宅の寿命はのばせます!
伝統的な木造建築は、間取りの変更や朽ちた箇所を修繕出来るように、傷みやすい箇所をあらかじめ細かい部材で組み立てており、修繕出来るようになっているからです。
昭和40年頃までの木造住宅にはこの考えが随所に組み込まれているので、家の内部のほとんどがパーツ化されていて、簡単に変えられます。ですので、腐食したパーツを変えれば100年は持つといわれています。
使い捨ての文化は環境にも負担がかかりますし、家は親から子供→その子供が親になって子供が出来て・・・と未来の子孫にバトンタッチされていく財産でもあります。
修繕箇所も家の履歴になり、未来へ受け継がれていく財産になるでしょう。
家づくりでお悩みの方や、新築・リフォームをお考えの方はお気軽に松永建設までご相談ください( ^o^)ノ